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“牛角”のサブスク撤退を考える

このブログでもサブスクリプションビジネス“サブスク”について書いてきました。

 

焼肉チェーン“牛角”でも月額1万1000円で「1ヶ月食べ放題」を昨年開始して、『焼肉屋でもサブスクが!』と話題になりましが、今年早々に終了しました。

都内の数店での取り組みだったみたいですが・・・。

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 この牛角のサブスク撤退について考える前に、もう一度ここでサブスクリプションビジネスについて調べてみました。

 

果たして牛角の月額1万1000円で「1ヶ月食べ放題」はサブスクなのか!?

 

●サブスクリプション・ビジネスとは・・・

継続的に価値を提供し収益化するビジネスモデル。これにより、顧客と直接つながり、長期にわたるリレーションシップが築ける。

 

サブスクビジネスが急激に拡大したのは、時代が所有から利用に変わったことが一番大きいのではないでしょうか。

ちなみにこのサブスクで急激に成長した企業は・・・

AdobeやMicrosoftなどのソフトウエアの会社が有名ですね。

 

あとは何といっても

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 Netflixを例に課金制を見てみます。

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『大事なのはサブスクリプションと月額課金は違うということではないでしょうか。』

 

お客様の変化に応じて商品を変えたり、サービスを進化させながら商品を変えることがサブスクには必要になります。

 

そして、一番大事なのは一日でも継続し続けてもらうことなので、飽きさせない価値を提供することも大事な要因の一つでしょうね。

 

ちなみにNetflixは、顧客が視聴している時間帯、年齢層、早送りのタイミングなど、様々な視点からデータを取り、サービスを進化させているようです。

アメリカの会員数はすでに微増みたいですが、アメリカ国外でのユーザー数は1億人を突破したのも頷けます。


 ということで、冒頭の果たして牛角の月額1万1000円で「1ヶ月食べ放題」はサブスクなのか!?の問題定義ですが、どういう理由で廃止したのかは定かではないのですが、このビジネスモデルは『サブスク』ではなく、単なる月額課金として、“1月食べ放題のチケットを購入するだけ”だったのではないかというような気がします。

 

不動産業界においてのサブスクは、今のところ考えられないのですが、サービスを提供することについてはもっともっと勉強する必要がありますね。