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ニトリHDの似鳥会長が景気判断材料として見るのが不動産だった!?

株式会社ニトリ・・・北海道に本社を置き、インテリア小売業大手。似鳥昭雄氏が一代で創業し大手家具企業に昇り詰めた会社。競争が激しい小売業界の中で、32期連続増収増益という驚異の成長を続ける。

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ニトリHD会長の似鳥氏は成功の秘訣は『逆張り』と語っています。

最近、弊社に訪れる金融機関との話の中で、私も僭越ながら、「来年は『逆張り』で行きます!」と同じことを言っているので、勝手に身近に感じています。

 

そんなニトリHD会長の似鳥氏は「株価と為替を読み切る」の評判が伝説までになって、専門家すらもその言動は注目しているらしいので今回、ピックアップして見ました。

 

ちなみに、18年決算会見での似鳥氏の予想は・・・

「19年の円相場は年平均で1ドル=100〜110円。年末の日経平均株価は2万円前後」と予想していましたが、12月28日で23,837円ですね。

この株価についても、本来なら19年8月に為替が円高に動いた際、日経平均株価も2万円を割り込んでもおかしくなかったが、日銀の買い支えによって維持されたと言及。

また、景気動向指数は、製造業が6年ぶりのマイナス、家計の景気動向指数もアベノミクス前の水準に落ち込んでいるため、19年の日経平均株価は高水準だが、景気感と比較すると割高と判断しています。

 

そして、注目の2020年の日経平均株価については、引き続き日銀の買い支えで大きな下げはないと予想。

そんな似鳥氏が、日本経済の景気判断材料として常にチェックしているのが、「新設住宅着工戸数」だそうです。

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株式会社野村総合研究所

 

建築が増えると住宅関連商品や家電などの消費も増えるために、「新設住宅着工戸数」を重視する考えのようです。

(例)2004年 119万戸 05年124万戸 06年129万戸 07年106万戸と、07年に大きく減少しました。そして、翌2008年にリーマンショックになった。

 

リーマンショック以降は、100万戸が一つの目安になりましたが、19年の予想は86〜91万戸と下降気味で、20年は80万戸、24年以降は70万個になると予測されています。

 

このうような指標を一つの参考にしながらこう締めくくります。

 

「成功の秘訣は逆張りです。不況の時こそ投資して、好況の時はあまり投資しない。投資が大きいと不況になった時に大きな負担になります。経営者は常に未来を見ることが必要です」

 

では、不動産業界の逆張りとは何でしょう。。

この意味を理解、予測できた経営者が今後の時代に勝ち残っていくのでしょうね。

弊社も逆張りの精神で頑張ります。