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孫正義さんの『二乗の法則』から学ぶこと

今、何かと話題が多いソフトバンクグループ。

ただ、昔から1ファンの私は、最近出版されたソフトバンクの本を当然のように発売日に購入しました。

 孫さんのビジネスは、いつもドラマのようで面白いです。

その中ででてきた『二乗の法則』について書かれていたのでご紹介します。

この二乗の法則については、昔、解説本も出版されています。参考までに。

 

孫の二乗の法則 孫正義の成功哲学 (PHP文庫)

孫の二乗の法則 孫正義の成功哲学 (PHP文庫)

  • 作者:板垣 英憲
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2011/04/09
  • メディア: 文庫
 

 私自身もすでに知っていることですが、復習という意味でまとめました。

(この本も発売と同時に買いました)

 

まず、この法則を作り上げた時期は、孫さんが会社を立ち上げた翌年にB型肝炎になり死の宣告を受けたときです。(当時、慢性肝炎の治療法は確立されておらず肝硬変から肝臓がんへと進行するケースが多かったため。)

その時に、孫さんは入院中に約3000冊の本を読んでこの『孫の二乗の法則』を編み出しました。

参考文献は、「孫子」「ランチェスターの法則」のようです。

 

 『孫の二乗の法則』

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 1段目が「理念」、2段目が「ビジョン」、3段目が「戦略」、4段目が「将の心構え」、5段目が「戦術」において重要な5文字となっています。

孫さんは、新しい事業に取り組むときや中長期のビジョン、試練にあたったときなどに自らの考えがこれら25文字の要素と合致しているかを何度も自問自答するそうです。

 

孫子は「一に曰く道、二に曰く天、三に曰く地、四に曰く将、五に曰く法なり」と述べていて、闘いをデザインするにあたってこの5項目が戦力の優劣を判定する鍵としています。

この孫子の考え方を現代の経営に置き換えると・・・

「道」:企業としてどうあるべきか。「ミッション」「ビジョン」「バリュー」

「天」:「タイミング戦略」どれだけ時流に即してスピードをもって変化できるか

「地」:業界構造、競争優位性などの「地の利」を見極める

「将」:「リーダーシップ」

「法」:「マネジメント」

 

ちなにソフトバンクグループの大戦略はこちら

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年末年始で時間があるため、改めて弊社の戦略を『孫さんの二乗の法則』に照らし合わせて見ようと思います。

そうすることにより来年に向けて見えてくるものがあるかもしれません。