Lidix Official Blog

Lidixが開発した不動産情報や日々の出来事を書いていきます。

移転しました。

約3秒後に自動的にリダイレクトします。

孫 正義さんの話術から学ぶこと

孫 正義さん・・・言わずと知れたソフトバンクグループ創業者でもあり会長兼社長。現代のカリスマ経営者ですね。

孫さんが題名になっている本はほとんど読んでいるほどの大ファンでもあります。

f:id:lidix:20191204183209j:plain

 

その孫さん率いるソフトバンクグループも、現在、様々な問題を抱えてて色んなコメンテーターの方や評論家さんも今後の動向に注目されています。(その辺はまた、別の機会に)

そんな、ソフトバンクグループの中間決算発表が11月にあり、リアルタイムで見ていました。

We Workの問題があったので、当然赤字決算とは思っていましたが、果たして孫さんは第一声になんて話し出すのかを注目していました。

 

孫さん「ボロボロでございます。真っ赤かの大赤字です」

コーヒーを飲みながら見ていたので、思わず吹き出しそうになりました。

しかも、大赤字と言いながら自信ありげに話し出したのにはビックリです。

この顔を見たら、決算会場にきている投資家も安心感すら出たのではないでしょうか。

 

その後、投資家の不安を抑えるべく

「赤字ではあるが、投資先の株式価値は上がっている」と理屈で説いていきます。

そして、最後にも投資家に向けて

「決算はボロボロ、でも株主価値は史上最大。そのどちらを重要な指標として見るかは、みなさんのご判断にお任せします。そして、体制に全く異常なし!ビジョン変更なし!戦略変更なし!このまま前に進む」との言葉で、方針発表を終えました。

 

このスピーチ(会話)は、本当に参考になりました。

まず、

現状について肯定

   ↓

数字で論理的に現状分析

   ↓

 将来への期待

 

というかんじでしょうか。

通常であれば、会社に投資してくれている方たちを前にして、大赤字決算を出してしまった場合、大体の経営者が謝罪から入り、言い訳に持っていくところを投資家やマスコミの心理をうまくコントロールして、不安を解消し、期待に持っていきましたね。

さすがとしか言いようがないです。。

 

本当にこの時の孫さんの会話力(スピーチ力)には脱帽です。

経営者として、ピンチには真っ向から説明をする姿勢も勉強になりました。

 

 実際、ソフトバンクグループはどうなっていくのか?それは誰にも分かりませんが益々注目ですね。 

 

もし、詳しい決算内容を見たい方は是非ご覧ください。

 


ソフトバンクグループ、最終赤字7001億円 孫正義氏が決算説明会(2019年11月6日、全編)