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社員4000人を在宅勤務にした会社から学ぶこと

新型コロナウイルスの影響で勤務時間の変更や、在宅勤務に変更したりする企業が増えましたね。

でも、勤務内容の変更を指示した会社は、残念ながら私の周りの会社にはありません。

今でも普通に出社して仕事をしてもらっている状況です・・・。

 

そんな中、1月27日に国内社員4600人のうち4000人を在宅勤務にした会社があります。

IT会社で有名な『GMOインターネットグループ』です。

 

ja.wikipedia.or

 私は、経営者の“熊谷正寿”さんのことは、彼がいつも持ち歩いている「夢を叶える手帳」で知り、真似をしてサラリーマンをしている時期もあったぐらいファンです。

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そして、このGMOインターネットグループが新型コロナによって在宅勤務の決断を下したスピードが早いのです。

 

下記の表は、日本での感染者発見からの時系列です。

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 メチャクチャ早い決断です。今から1ヶ月以上も前です。

 

熊谷さん曰く、「いい会社」とは「働きやすい会社」と定義しているようです。

そして、今や「通勤」を「痛勤」と呼ぶそうです。これは、毎日のひどすぎる満員電車が苦痛のことから呼べれているようです。

 

この在宅勤務の決断には、過去に起きた2009年の鳥インフルエンザの流行や、2011年の東日本大震災の経験からリスク管理について考えていたそうです。

しかも、この「在宅勤務」は、GMOインターネットグループの「防災マニュアル」の中にちゃんと「在宅勤務マニュアル」としてあるから驚きです。

 

10年以上前から突発的な事態に備えているから、今回の新型コロナ騒動の中でも、圧倒的スピードで在宅勤務に移行できたのですね。

 

同じ経営者として恥ずかしいです・・・。

 

現在起きているこの新型コロナウイルスの騒動が、働き方をもう一度考える良いきっかけになれるよう、ポジティブに考えることも必要なことかもしれません。

勉強になりました。