ラーメン屋さん“一蘭”から学ぶこと
ラーメン屋さんの“一蘭”
豚骨ラーメンの専門店!
外国の方にも人気のラーメン屋さんです。
今年の日経新聞にも掲載されていましたが、2017年度九州・沖縄に本社を置く外食産業ランキングでは、前回の6位から3位に上がったみたいです。今は、2019年度なので、その後の売上データを集計するには、まだ時間がかかるとは思いますが、すごいですね。
今や売上も200億以上あるみたいです。
その一蘭の経営方針について簡単に調べてみました。
まず、他のラーメン屋さんと明らかに違いがあるのは、仕切りがついているカウンターでしょうね。
●仕切りがついているからこそのメリット
・女性客も安心して入店でき、安心してラーメンをすすることができる。
↓
女性客増
・複数人で来店しても一人掛けになり、雑談もなくラーメンに集中。
↓
食べるスピードが速くなる
↓
回転率が向上する。
●オーダーシステム
券売機に関しては、どこのラーメン屋さんも導入しているので、珍しくはないのですが、手書きオーダーはあんまりないですね。
◎手書きオーダー⇨間違わない⇨店員とも会話をしなくてもよい
また、券売機とオーダーシステムの用紙さえ多言語対応すればいいので、外国人観光客にも対応可能になり、訪日外国人を多く取り込んだのが、売上増にもつながりましたね。
ラーメン屋さんでは、とにかく画期的な仕切りのカウンターは、『すべてのお客さまに、とにかく何も気にすることなく無心でラーメンを味わっていただきたい』
そんな思いから考え出されたのが、味集中カウンターとも言われる“仕切り”のようです。
経営者の理念を追求して仕切りカウンターが生まれたように、経営者は、常に理念を忘れず、そしてそれを具現化、システム構築、マニュアルを作ることにより、お客様に感動して頂いて初めて結果として売上・利益が付いてくるようになるということでしょう。
また、一蘭の代表である吉冨学氏が、2014年に登壇したセミナーでは、『一蘭のブルーオーシャン』を紹介しています。
一蘭のブルーオーシャン
- 仕切り壁
- オーダー用紙
- チャルメラ
- 目の前の暖簾
- 替玉プレート
弊社も、同じ戦略を用いて不動産投資を推奨している 会社として、改めてブルーオーシャンの大切さと奥深さを学びました。