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“いきなりステーキ”赤字転落から学ぶべきこと

「いきなり!ステーキ」などを展開するペッパーフードサービスは2019年12月期通期の連結業績予想の下方修正を発表しましたね。本業のもうけを示す営業利益は、従来計画では20億円の黒字を見込んでいたが、7億3100万円の赤字(前期は38億円の黒字)に修正し、「いきなり!ステーキ」全店の1割弱にあたる44店を閉鎖するとのこと。

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不振の理由としては、“自社ブランド同士の競合”としているみたいですが、実際のところはどうなのか。。

 

例えばコンビニは、いわゆる地域を絞って集中的に出店する「ドミナント出店」によって成長を果たしてきたといえます。

●ドミナント出店

メリット ・・・認知度が高まりやすく、配送効率が上がる

デメリット・・・自社競合が起きやすい

コンビニに関しては十分な需要があったので、メリット>デメリットになり、大きく成長したといえますね。

 

価格設定ではどうなんでしょう?

いきなりステーキは、結構頻繁に価格をかえているように思えます。

例えば、今、サーロインステーキを250グラム注文した場合、瞬時にいくらか分かる人は少ないような気がします。

価格が頻繁に上下すると消費者に不安がでてしまうのも、理由の一つかと。。

 

キーワードは「明朗会計」となるのでしょうか。この辺りが解消されると、元々商品力が高いお店ですから、さらに競争力がついて赤字脱却になるような気がします。

 

不動産業界でも、購入すると実際の総額はいくらになるのか、不安な声も聞こえる中、他人ごとではないですね。。