賃貸の繁忙期
これからアパート経営を始める人にとっては、1月〜3月はいわゆる“繁忙期”に当たるため募集しやすい時期ですね。
一方で、4月からの新しい動きで、退去する人も多く出てしまう時期でもあります。
自身もコンパクトアパートを経営していますのでドキドキしています。
が、2人退去したいとの連絡を頂きました・・・。
一応、今後の参考に思い、退去理由を聞くことにしています。
1人目は、専門学校を卒業して就職が決まった。おめでとうございます!
2人目は、なんとご結婚が決まったとのことでした。おめでとうございます!
ということで、今月末には退去とことなので、早速知り合いの賃貸屋さんにお声がえけをして募集準備に入りましたが・・・。
あっという間に決まりました!
駅からの距離と立地そして家賃の安さで部屋の中を見ないでご契約になりました。
ありがとうございます!
ちなみに、今回のアパートは築2年のアパートですが、周りの相場とも比較をして、1,000円UPしての募集完了です。
アパート経営には、家賃が鍵になりますので、「たった1,000円」と思いがちですがとっても大きいのです。
このブログを読んで頂いている弊社の会員様は特にですが、再募集かける時は家賃の見直しをされてはどうでしょう。
イギリス風パブ“HUB”の経営はブルーオーシャン戦略!
前職が銀座の不動産会社で働いていたため、よく銀座で食事する機会が多かったです。
その中でも、一番多く通っていたのが、コリドー街の『HUB』でした。
今の、コリドー街は“ナンパスポット”という違う意味で有名になっていますが、10年前は全くそんな感じはなかったです。
そんなHUBは、2001年から19年間一度も閉店をしていないようです。
しかも、売上を年々伸ばしているから驚きです。
飲食業界は、人口減少、若年層のお酒離れ、原材料の高騰などで、逆風が吹いています。
このブログでも、飲食業界の現状について書いていますので、詳しくはどうぞ。
ちなみに、昨年の飲食業界の倒産件数は過去最大です・・・。
そんなHUBの快進撃については理由があるようです。
まずは、パブ業態が儲からないビジネスモデルのため、参入障壁が高いようです。
一般的な居酒屋と比較すると、売上も利益も約半分。
なぜか・・・。
①客単価が低い
②キャッシュオンデリバリーシステム
のようです。
①の客単価については、確かに一時期通っていた時もフードに関しては簡単なものしかありませんでした。
②のキャッシュオンデリバリーとは、注文のたびにお金を払うシステムで、自分でカウンターに行き毎回お酒を運ぶ必要がありました。このようなシステムは後でまとめて払うシステムに比べて客単価が落ちるようです。
また、新規オープンに伴う資金回収に関しても、一般的な居酒屋は3年で回収すると言われいますが、パブ業態は2倍の6年かかるようです。
飲食業界においての6年先はかなり変わっている可能性もあるため、ほとんどの企業がパブ業態に手を出すことが無いようです。
ライバルがいない、もしくは圧倒的に少ない領域でビジネスを展開し、成長し続けていることがまさしくブルーオーシャンですね!
また、出店計画にも、好業績を続ける秘密があるようです。
資金回収に6年もの年月がかかるため、10年以上その場所で続けられるかどうかが鍵になります。
そして、出店間もない店舗は赤字当然赤字のため、古い店舗がその分の利益を補うといったような流れを続けているため、全店の利益が損なうような無茶な出店は避けているようです。
確かに無茶な出店計画によって、経営がうまくいっていないお店の話題が最近ありましたね。
また、“HUB”は、決して飲み会のメインで使われることではなく、飲み会前のゼロ次会や、2次会で使われることを目指しているのもブルーオーシャン的な戦略です。
昨今のインバウンド増で、今後も“HUB”にとって強い追い風になるのは間違いないですね。
HUBのブルーオーシャン戦略、勉強になりました。