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丸亀製麵を復活させたマーケティングから学ぶこと

丸亀製麵が昨年から前年割れの危機になっていたらしいです。

この危機に相談したのが、あのUSJを復活させたことで有名なマーケッターである『森岡 毅』氏。

 

丸亀製麵の方針は「チェーンストア理論」の真逆で、

通常のマーケッターであれば、820店舗の大型チェーン店に改善を進める方法は、全国をいくつかのブロックに分け工場を作り、そこから各店舗に商品を配送することで、今までより圧倒的に効率を上げ、利益を上げていく手法でしょう。

なぜなら、丸亀製麵はすべてのお店に製麵機を置いて製造しているからです。

 

しかし、森岡さんは、丸亀製麺魅力の原点である『手作りのうどんの美味しさ』を前面に押し出すフェアを打ち出しました。

なぜなら、独自の調査で丸亀製麵のこだわりである『手作り』は、思っていたほど顧客に伝わっていないことが分かったからです。

 

そしてできたCMが、「すべての店で粉から作る」ことを強調し、

『ここのうどんは、生きている』とういうキャッチコピーだったみたいです。

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結果、16か月連続で前年割れしていた既存店客数がわずか4か月でプラスに転じたようです。

この事実から学ばなくてはいけないことは、良い商品を作れば勝手に売れていくと思っている間違い。

やはり、いい商品を作っても、ちゃんと伝えないと売れないということ、そして、その『伝え方』も勉強しなければならないということ。

 

弊社が自信をもって販売しているコンパクトアパートも、過去5年間の稼働率は97%を超えています。そして、家賃を下げるどころか、上げているオーナーさんもいらっしゃいます。

良い商品を作っているという自信があるからこそ、改めて『伝え方』や『マーケティング』を勉強しなければならないと思った今日この頃です。。

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