Lidix Official Blog

Lidixが開発した不動産情報や日々の出来事を書いていきます。

移転しました。

約3秒後に自動的にリダイレクトします。

ふるさと納税を見直し!?

私も毎年やっている“ふるさと納税”

f:id:lidix:20200216160549p:plain

 

そもそも、“ふるさと納税”とは・・・。

 

f:id:lidix:20200216160201p:plain

生まれた故郷や応援したい自治体に寄付ができる制度。寄付金のうち2000円を超える部分については所得税の還付、住民税の控除が受けれられ、地域の名産品などのお礼をもらえる仕組みです。

 

そんな“ふるさと納税”について見直しを求めている区があります。

その区は・・・

【世田谷区】

人口が91万人と都内の区市町村で最も多い世田谷区。“ふるさと納税”によって住民税収入の減額分が年々増えているそうです。

ちなみに今年度が約54億円と、4年前のおよそ20倍になる見込みらしく、来年度はさらに70億円にまで広がる可能性があるみたいです。

 

ここまで減額になれば、小中学校の建て替えや高齢者施設の整備などに支障がでるとしています。

すでに、公共施設の管理計画などの見直しも進めていて、改修を行う周期を今までの15年から20年ごとに変更する方針らしい。

 

税金を払うなら、生まれ故郷に払って恩返しをしたり、いい商品の見返りにその自治体に払うケースが多いと思いますが、この制度によって自分の住んでいる地域にマイナスの要因があるなら、確かに見直しが必要なのかもしれません

 

自分の地域は大丈夫なのか?調べる必要がありそうですね。

もう一度“いきなりステーキ”を調べてみて学ぶこと

ステーキチェーン“いきなりステーキ”の決算が出ましたね。

f:id:lidix:20200216102825j:plain

大方の予想通り純損益27億円の赤字・・・。

 

売上は、店舗数拡大に伴ったのか前年比6.3%増で675億円、営業損益は7100万円の赤字。ちなみに前期は38億円の黒字です。

 

そんな“いきなりステーキ”について数字の面から考えてみました。

 

①店舗数

3年で100店舗から約500店舗へ!

2018年には1年で202店舗を新規オープン。ちなみに焼肉チェーン第3位の「安楽亭」の全国店舗数は221店です。凄いですね。

 

ただ、現在は店舗縮小路線に変更をして、今年の春までには44店舗を閉店する予定らしい。

 

②既存店売上はマイナス41%

店舗の急拡大、サービスの低下、肉以外のメニュー、値上げなどの要因により既存店の売上が▲41%まで落ち込む。

 

そんな中、“いきなりステーキ”が売り出した広告は・・・

f:id:lidix:20191212124809j:plain

SNSでかなり評判になりましたね。

この広告の結果は、かなり良かったようです。

ただ、根本的な解決になっていません。。

 

③最終赤字27億円

“いきなりステーキ”の会社は、株式会社ペッパーフードサービスで、「ペッパーランチ」やとんかつなどの複数のチェーン店を展開している会社ですが、“いきなりステーキ”の経営不振は、会社全体の業績にまで悪影響を及ぼしています。

 

④自己資本比率:危険水準の5%

2017年は、比較的安定している30%を超えていましたが、その後急降下・・・。

去年の9月には「危険な水準」といわれている5%以下にまで下がりました。

 

ちなみに、自己資本がマイナスになると「債務超過」と呼ばれる状態で、倒産や身売りの選択も出てきます。

 

そんな中、運営会社のペッパーフードサービスは、去年の暮れに約69億円の資金調達を想定した新株予約権の発行を発表。

そのうちの48億円は借金返済にあてたようです。

 

2年連続の赤字・・・。

そして、昨日の記事で、都内店舗にての外国人不法就労の問題が明らかになりました。

ここにきてこの記事は、かなり痛いです・・・。

 

今後、どのように経営を立て直していくのか、同じ経営者として注目していきたいと思います。